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  コードギアスの藤ルルを中心に 黒バス高黒、宮黒、相棒黒 などマイナーを愛でてます

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2013/06/27 (Thu)
[どうして]秀徳高校に通うことになりました[こうなった]3

というわけで宮地先輩と遭遇して5日目です
人生思い通りに行く分けないと十二分にわかってたつもりだったんですけどね
どうしてこうなった!(あれ?デジャヴュ?)
前までのシリアスな雰囲気はどこいったんですか?

「宮地先輩www逢引っすか?wwwぶっふぉwww」

なんですかこの以上にテンションがハイな人
いや知ってますけど

「く、く、く黒子!?なぜお前がここにいるのだよ!?」

緑間君キミどもりすぎですあと人に指差したらいけませんって習いませんでしたか?

あぁ宮地先輩は今日もイケメンですね


時間は数十分前まで遡る

「尾行しようぜ☆」

きっかけは高尾の一言から始まった

「ほら!真ちゃん早く!宮地先輩行っちゃう!」

「わかったから引っ張るな!」

そう言いながら物陰に隠れるよう移動しているのは
秀徳高校の1年コンビだ

「大体なんで俺まで付き合わなければいけないのだよ」

「いいじゃんwwなんか楽しそうだしww・・・ん?」

「第二体育館?まさか一人で練習とか?」

でも明かりは点いているようだし・・・
そう思いながら高尾たちは普段は無縁の2軍3軍が使っている体育館へ足を向ける

入り口から中の様子を伺うが宮地以外に人の気配はないようだった
しかしある一点を見つめた後宮地が口角を上げ微笑んだ

「黒子!!」

そこからの展開は早かった

微笑む宮地を見た瞬間二人は固まった
が、その視線の先に水色の髪をした少年がいることに気づいた高尾は声を上げ爆笑し
聞き覚えのある名前に緑間は再び固まる

「宮地先輩www逢引っすか?wwwぶっふぉwwwwwwww」

「は!?」

「く、く、く黒子!?なぜお前がここにいるのだよ!?」

「噛みすぎです」

「wwくっwwwwwwうぇwwww」

「うっせぇ!轢くぞ!てか何でお前らがここにいんだよ?」

ずっと爆笑し続ける高尾にキレながら宮地が尋ねる
しかし高尾の笑いは止まることなく緑間に話しかけていた

「だって最近ずっと先輩冷たいんですもんwてか真ちゃんww黒子くん?だっけ?をいつまで見つめてんのwwww」

「・・・久しぶりだな」

「はい、お久しぶりです」

「え?俺は無視?」

「なぜ秀徳にいるのだよ」

「そんなの受験したら受かったからに決まっているでしょう」

「あれ?黒子くんも無視?和成くん泣いちゃうよ?」

「うるさいのだよ!お前は少し黙っていろ」

「真ちゃんヒドス(´・ω・`)」

「あぁすみません高尾君僕は黒子テツヤです」

「!!高尾和成です!って黒子くん俺の名前知ってんの?」

「えぇ君は有名ですからねそれに宮地先輩に聞いていましたから」

「・・・なぜ宮地先輩と一緒にいるのだよ」
 
眉間にしわを寄せながら呟いた緑間に高尾が反応した

「ぶはっwwwwなにそれwww真ちゃん嫉妬?wwwww」

「な!?何を云っているのだよ高尾!!」

「黒子が練習している所に偶然居合わせたんだよ」

そんな二人のやり取りに宮地は苛々しながら答えたが
高尾と言い合っていた緑間が宮地の言葉に動きを止めた

「練習・・・?・・・黒子、お前はバスケ部なのだな?」

「えぇ一応、3軍ですけど」

日頃から人事を尽くすのだよなんて言っている彼のことだから
3軍止まりの自分のことをよくは思わないだろう
黒子は内心面倒くさいことになったと思いながら答えた

「なぜ3軍なのだよ」

思っていたとおりの質問にため息を吐く

「緑間君って本当に馬鹿ですよね」

しみじみ呟いた黒子にその場に居た全員が呆気にとられる
(文脈おかしくね?)
しかしそんな3人にかまわず黒子は言葉を続けた

「なぜ3軍なのかと聞かれても昇格テストに落ちたんですから仕方ないでしょう、ていうか君、僕が昇格テストに上がれるとでも思ってるんですか」

「え?黒子くんってバスケが上手いんじゃないの?」

「いやそれはないだろう」

確かに文学少年っぽいし運動部には見えないが
緑間が気にしているのだからそれなりに上手いのだろうと思っていた高尾に思わず答えたのは宮地だ
一緒に練習した限りではけしてうまいとはいえなかった
シュートは外すしドリブルは遅いし最初は素人と思ったほどだ

「1on1したら瞬殺されますね(どやぁ」

「wwwなにそれwwどういうことなのww」

「黒子の力は試合して初めてわかるのだよ」

「黒子の力?てかミニゲームとかだったら3軍でもやるっしょ?」

「やりますけど人数多いですし大抵忘れられますから」

「黒子の影の薄さは相当だからな」

緑間は苦虫を噛んだような顔をしながら同意する
そんな二人を見ながら高尾は爆笑し宮地は納得して頷く
この5日間の間にどれだけ驚かされたわからない

「影が薄いってwwどんだけだよwww」

「自動ドアにも気づいてもらえません」

「え?マジで?」

相変わらずの無表情で言い放った黒子に流石の高尾も困惑する

「はぁ、で結局黒子と緑間はどういう関係なんだ?」

「中学校が同じだっただけでs「黒子は帝光中のチームメイトだったのだよ」

「はぁぁあ!?チームメイトってことはレギュラー!?」

「あぁついでに言うとまぼrうぉ!?」ゴスゥゥ!!

さらに言い募ろうとした瞬間物凄い音がしたかと思うと
鳩尾を押さえた緑間がその場に蹲っていた

「真ちゃん!?え?!」

「っ、黒子何をするのだよ!」

「あぁすみません君が笑えない冗談を言いそうだったんで」

「お前ら落ち着け、黒子は帝光中のレギュラーだったということでいいんだな?」

「まぁ不本意ながら、といってもある一点が人よりも長けていたというだけでその他は素人並みですけどね」

そう言った黒子に緑間は口を開きかけたが何もいわずに顔をしかめた
そんな後輩たちの様子を見やり宮地はため息をつく
本当手のかかる後輩たちばかりだ

「そうか、とりあえず今日はここまでだ外も暗くなっているし、

そのかわり明日レギュラー陣でミニゲームをするから黒子も強制参加な」

逃げるなよ?そう微笑む宮地を誰が断れようか

今回短かったので少しオマケ

緑間君と遭遇する前の宮黒の会話


「お前ほんと楽しそうにバスケすんな」

「そう、ですか?」

「あぁ表情も少し微笑んでるし」

「そうかも知れませんね・・・宮地先輩は、バスケは好きですか?」

「あ?当たり前だろ好きじゃなかったらこんなに必死になんねぇよ」

「そうですね、僕もそう思います」

(嫌いになったはずのバスケなのに・・・)

「楽しそうに見えるということは少なからず宮地先輩のおかげなんでしょうね」

「?何か言ったか?」

「いえ、ただ宮地先輩とするバスケが好きだなと思っていただけです」

「!そうか///」

顔を赤く染める宮地が見たのはきれいに微笑む黒子だった

宮地の言葉を聞いて思い出したのは

今もなお鮮明に輝く必死で練習して

笑っていたあのころだった



「・・・だけどその体力の無さはどうにかできないか?」

「む、り、です、」

黒子君は宮地さんに膝枕をされながら頭をなでて貰いました、まる



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