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  コードギアスの藤ルルを中心に 黒バス高黒、宮黒、相棒黒 などマイナーを愛でてます

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2013/06/15 (Sat)
[どうして]秀徳高校に通うことになりました[こうなった]2
*これはギャグです

「黒子」

「宮地先輩、お疲れ様です」

やっぱりこれが後輩だよな、宮地は黒子を見ながら思う


黒子テツヤとであったのは偶然だった
たまたま覗いた体育館で一人練習したいた黒子を見つけた時は驚いたが
少し話しただけでもどれだけバスケが好きかよくわかる
決して上手いとは言えないがそれでもひたすらボールを追いかける様子に目を奪われた
そして黒子の自主練に付き合うようになり今日で4日目だ
黒子が理想の後輩だったことも大きな要因だが
毎日人外を相手にしてるんだら少しくらい癒しが欲しい

練習で倒れた黒子の体力が回復するのを待っていた宮地に小さな声が聞こえた

「宮地先輩は 」

「僕なんかと一緒に練習して楽しいですか?」

全然相手にならないでしょう?

そう寂しそうに呟く黒子に宮地の思考が一瞬停止する
黒子について宮地が知ってる事は少ない
出会って間もないため当たり前だが黒子が何を思って質問したのか検討もつかなかった

だけど・・・

「なんて顔してんだよ、楽しくなかったらわざわざ来るわけねぇだろうが」

楽しくなかったら今まで通り1軍の体育館で練習してる

そう言いながら黒子の頭をなでた

「ほらもう帰るぞ」



「黒子」

今日もまたあの人の声が聞こえた

黒子テツヤにとって宮地清志との接触はイレギュラーだった
バスケ部の3軍である自分とは違い彼はレギュラー、つまり緑間との接点が多い
隠れてる身としてはなるべく情報が洩れそうな事は避けたかったが
それでも彼とのバスケは楽しかった
しかし楽しそうにバスケをする宮地を見るたびに思いだすのは中学の思い出ばかりで
今まで一人練習してきた黒子にとっては不安を煽っていた

「宮地先輩は 」

「僕なんかと一緒に練習して楽しいですか?」

そして口をついて出たのはそんな言葉だった
しかし実際言葉にしたら余計不安になった
どう誤魔化そうか考えてた黒子に聞こえたのは呆れたような宮地の声だった


「なんて顔してんだよ、楽しくなかったらわざわざ来るわけねぇだろうが」


そういいながら頭をなでてきた宮地の顔は優しかった


「ほらもう帰るぞ」

うなずきながら立ち上がった黒子は知る由も無かった
この日常が崩れると


ねぇ真ちゃん最近宮地先輩冷たくね?」

「それはどう考えてもお前の自業自得なのだよ」

あとそのふざけた呼び方はやめろ

そう話しながら放ったシュートはリングを掠ることなくきれいに決まった

「えーそう意味じゃなくって宮地先輩って今まで色々言いながらも自主練にも付き合ってくれてたのにさ

「自分達でやってろ俺は用事があんだよ」 だって」

「別にお前がとやかく言うことではないだろう」

「けどもう4日目なんだぜ?」

「だからなんだというのだ」

「明日尾行しよう!」

「勝手にすればいいだろう」

「なーに言ってんの真ちゃんも一緒に決まってるじゃん」

「は!?何を言ってるのだよ」


緑間の疑問はもっともだが


だって何か面白そうじゃない?


そう笑いながら目を細める高尾が聞き入れることは無かった
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